年末が迫ってきて、「そろそろ大掃除しなきゃ…」と頭ではわかっていても、なかなか身体が動かないことはありませんか。 実は、大掃除がうまくいかない一番の理由は「モノが多くて、掃除にたどり着く前に疲れてしまう」ことです。そこでおすすめなのが、「捨てること」だけをゴールにしない「使い勝手が良い片づけ」。今あるモノを見直して、必要なモノを使いやすく整えることで、大掃除の負担が軽くなる片づけ方法をお伝えします。

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片づけで手に入る「時間・お金・気持ち・安全・健康」

大切なのは、その先にある「何を手に入れたいか」を意識すること。
片づけが進むと、まず「時間」「お金」の余裕が生まれます。探すものの回数が減れば、無駄な買い物が減り、家事仕事、自分の趣味に時間とお金を使えます。
さらに、目に入るモノが少ない場合、頭の中のノイズが減り「気持ち」にも余裕が生まれます。 たくさんあった部屋を見るたびに感じていた罪悪感やイライラが軽くなり家族にも優しくなれます。
床にものが落ちてないお部屋は転倒やケガのリスクを下げ「安全」な暮らしが手に入ります。
ホコリやカビのためにくになることで、アレルギーや体調不良の予防にもつながり「健康」の面でもプラスになります。
年末の片づけはいいこといっぱい!片づけはこれからの自分と家族を守るための「投資」と考えて行動してみてはどうでしょうか(^^)
上手な片づけの始め方は「自分のもの」から

片づけでよくあるのが、「家族のモノを勝手に捨ててしまう。そして…大ゲンカになる」というパターンです。これを防ぐためにも、片づけは必ず「自分のものから」始めるのがおすすめです。自分の服・本・持ち物・趣味の道具など、自分で判断できるからスムーズに進みます。家族にも「まずは自分のモノを見直している」という姿勢が伝わります。
もう一つ大事なのが、「期限を決めて判断する」ことです。 「今の暮らしに合っている?」のような質問を自分に投げかけながら、使うか捨てるか迷ったものには「期限を書いたメモを貼る」というルールを作ってみましょう。迷ったものは約半年ぐらい使わずに保管します。半年後改めて確認すると…いるかも。と迷っていたものが冷静に判断できるようになりますよ。半年間、使わずに生活するだけで時間が判断のお手伝いをしてくれます。
年末までに片づける場所は「よく使う場所」と「通る場所」

家じゅうを一気に片づけようとすると、途中で必ず力尽きます。 年末までの限られた時間で成果を出したいなら、「よく使う場所」と「通る場所」に絞って取り組むのがおすすめです。
- 毎日過ごすリビングでは、テーブルの上と床だけでも整える価値があります。
- 書類、郵便物、おもちゃ、リモコン、飲みかけのペットボトルなど、「ちょっと置きっぱなし」にしやすいモノを、一度リセットしてみましょう。
- 洗面所やトイレまわりでは、シャンプーや洗剤、トイレットペーパーなどのストックを一度出して、在庫を把握するだけでも重複買いの防止につながります。
- 毎日通る場所を整えると、転倒のリスクが軽減されます。廊下や階段に置きっぱなしになっているものを見直してくださいね!
大掃除がラクになる「整理・整頓・収納」の順番

モノを減らしながら、掃除しやすい部屋を整えていくためには、「整理 → 整頓 → 収納」の順番がとても大切です。
まずは「整理」は、不必要なものを除き、いるものだけする段階です。
- 欠けた食器や汚れた衣服・靴
- 長年使っていないモノ
- 壊れているのにそのままになっているモノ、
- るたびに気分が下がるモノなど
このようなものは優先的に見直したいところです。 感謝の気持ちを込めて「ありがとう」と言って手放すことで、空間にも心にもスペースが生まれます。
次の「整頓」は、使いやすいグループ「仲間」を作り分類していく段階です。
シーンごと、場所ごと、人ごとなど、自分と家族がわかりやすい切り口でグループ分けすると、その後の片づけがゆっくりラクになります。
そして「収納」使いやすくしまいやすい場所を決める。よく使うモノほど取りやすい高さにし、ラベルなどで「ここが家だよ」と見えるようしすると、家族みんなが使っても自然と元の場所に戻りやすくなります。
この流れができていると、年末の大掃除では「サッと拭くだけでOK」な場所がどんどん増えていきます。年末の片づけは、 完璧を目指すのではなく、「今年はここまでできたからOK」と、自分に優しいOKラインを決めるとが、モチベーションのコツになります。ムリなく片づける。「いるものだけにする」からコツコツ続けけてみてくださいね。

