6月30日は夏越の大祓：新しい半年を迎えるためのリフレッシュ掃除

6月30日は、日本の伝統行事「夏越の大祓（なごしのおおはらえ）」の日です。1年の折り返しとなるこの日、神社では半年間にたまった罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を願う神事が行われます。この節目を機に、家の掃除や片付けで心身ともにリフレッシュし、新しい半年を気持ちよく迎えませんか？本記事では、夏越の大祓の由来や意味、そして実践的な掃除・片付けの方法ご紹介します(^^)

夏越の大祓とは？その意味と由来

「夏越の大祓」は、6月30日に行われる日本の伝統行事です。古代から続く「大祓（おおはらえ）」のひとつで、1年の前半に積もった罪や穢れを祓い、心身を清める神事として全国の神社で執り行われています。

代表的な行事には、「茅の輪くぐり」や「人形流し」があります。茅の輪くぐりは、神社の境内に設けられた大きな輪を八の字にくぐることで、厄災や穢れを落とし、無病息災を祈願するものです。お近くの神社に出かけるのもよいですね。

6月30日の夏越の大祓は「半年の区切りに心身をリセットする」大切なタイミング。
現代の暮らしでは、家の掃除や片付けを通じてこの精神を取り入れることができますよ。

夏越の大祓にふさわしい掃除・片付けのすすめ

玄関掃除で新しい運気を呼び込む

玄関は家の「気」の入口。まずは靴箱の中身をすべて出し、半年間使わなかった靴や壊れた傘は思い切って処分しましょう。玄関マットやドアまわりの埃も丁寧に拭き取ることで、清々しい空気が流れ込みます。

• 靴は季節ごとに見直し、不要なものは手放す
• 玄関マットは洗濯または天日干し
• ドアノブやインターホンなど手が触れる場所を除菌シートなどで拭く

キッチン・冷蔵庫の整理で健康運アップ

キッチンは家族の健康を支える場所。冷蔵庫の奥に眠っている調味料や食材の賞味期限をチェックし、1年以上間使わなかったキッチン用品は感謝して手放してもいいかも。
シンクやコンロ周りの水垢や油汚れも、気温が高い夏のほうがよく落ちますよ！
この機会にお掃除してくださいね！

• 冷蔵庫は棚ごとに中身を出して拭き掃除、アルコール消毒もOK
• 使いかけの調味料や賞味期限が切れた古い食材は処分
• 排水口や換気扇の掃除も忘れずに

水回り（浴室・トイレ）の徹底クリーニング

湿気の多い季節は、浴室やトイレのカビや水垢が気になります。普段見落としがちな隅やパッキン部分も洗剤を使ってしっかり落としましょう。
お風呂の汚れは下の方に固まっています。石鹸や皮脂が飛び散る下の方は、椅子に座ると楽に掃除できますよ！
暑い日は汚れが落ちやすいが、熱中症に注意が必要。長時間の作業は避けて無理せず掃除してくださいね。

• 浴室の壁や床はブラシでこすり洗い（椅子に座るとラク）
• 排水口のゴミや髪の毛は定期的に除去
• トイレは便座の裏やタンク周りも丁寧に

寝室・リビングのリセットで心地よい空間に

寝室は心身の休息の場。シーツやカーテンを洗い、ベッド下やクローゼットの整理も行いましょう。
リビングでは使わなくなった雑貨や書類を仕分けし、家族で「本当に必要なもの」を話し合うのもおすすめです。

• 寝具やカーテンは洗濯し、湿気を飛ばす
• クローゼットの中身を全部出して見直す
• リビングのテーブルや棚も拭き掃除

夏越の大祓らしい工夫で気分を一新

掃除や片付けが終わったら、玄関にミニ茅の輪を飾ったり、お清めの塩を撒いたりして空間をリフレッシュしましょう。アロマオイルやハーブを使った自然派の香りや線香もおすすめです。

また、夏越の大祓にちなんだ和菓子「水無月」などのを食べるのもおすすめ。家族で今年前半の出来事を語り合う時間を持つのも素敵ですね。

6月30日の夏越の大祓は、家や心の穢れを祓い、残り半年を健やかに過ごすための絶好のタイミングです。伝統行事の精神を暮らしに取り入れ、掃除や片付けでリフレッシュしましょう。
家族や自分自身と向き合う時間が、新しいスタートの一歩となりますように。

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